トーク:角澤照治 サッカーW杯予選を担当したテレ朝アナウンサー
(前略) 「放送時間当たりの獲得視聴率」という記録があれば、2月からの半年間では角澤アナがトップだろう。2月9日の対北朝鮮戦の47.2%をトップに、3月30日のバーレーン戦が40.5%と、アジア最終予選全6戦のうち担当した3試合の視聴率はすべて40%を超えている。今月17日に、日本で行われるイラン戦も担当する。
バンコクでの北朝鮮戦は、スタンドに観客がいないという異例の試合だった。「あとでVTRを見ると、反省することの多い中継でした。いつもはスタンドの反応を物差しにして、話すトーンを決めます。今回は無観客ということもあって、前半を抑え過ぎました。後半は選手の動きが良くなって、こちらも順調に。つくづく、選手とお客さんに助けられて中継が出来ているのだと思いました」
スポーツアナを希望して入社した年に、サッカーのJリーグがスタートした。
「伝えたいのは選手の思いと、個々のプレーが試合の中で持つ意味です。でも、いつも反省。『中継のゴール』はまだ遠い」
(後略)
むぅ、、スタンドの反応ですか。。ホームで日本のサポーターがスタンドを占め、そのサポーターがじっと黙って観戦していたら、彼はどんな実況を披露してくれるのでしょうか?満員のサポーターに囲まれるも、応援が聞こえないため、日本の選手の動きは悪い。そんな状況だと角澤アナは抑えた実況をしてくれるのでしょうか?
しかし、彼、反省はしてるんですね。反省を次に活かせないなら、その反省はどんどん溜まってますよね。うん、視聴者のストレスも溜まってますよ。
テレビ朝日社長の定例会見要旨によると、
※サッカーワールドカップアジア地区最終予選などスポーツ物件について
広瀬社長:ワールドカップの最終予選はイラン戦を残すのみとなった。出場は決定したが、イラン戦もなんとか20%を取っていきたい。そのためには事前のPRが肝要。昨年のアジアカップは激戦の連続で話題になり、地上波独占放送したテレビ朝日は、国民の皆さんの期待にこたえることができたと思っている。これら一連の物件は、アジアサッカー連盟(AFC)との契約で2001年から2008年までである。この先のアジアカップ、北京オリンピックの最終予選なども含まれている。
(中略)
AFC主催試合の独占権獲得は、株式上場とも重なっており、コンテンツ力の強化を最優先としていた時期だったので、良いタイミングだった。できれば今後も続けていきたいと思っている。
(後略)
とのことである。
我々にとっても、まだ遠い…「(テレビ朝日AFC主催試合)中継のゴール」。。。
TBさせていただきました。
テレ朝は人材不足なのか、それとも彼で適任と考えているんですかね?
人材不足なんでしょうね。テレ朝の場合、プロレスでは古館伊知郎という巨人がいましたよね。その後の辻よしなりなんかは、古館の幻影を追い続けたものの、ついに追いつくことはなかったように思います。
古館と角澤の実況が、そんなに似ているとは思いませんが、テレ朝(に限ったことじゃないかもしれませんが)は古館実況からのブレイクスルーが必要なんじゃないかなと思いますね。
角澤つながりで、TBさせていただきます。